2020年10月より接種間隔の変更があります。
今後お知らせ欄での情報やKNOW-VPD!ホームページを参照してください。
15-16時以外の時間も予防接種受けつけております!
前日までに電話確認をお願いします。
Medical
生後2か月から開始。4~8週間隔で3回接種します。
3回目から7か月以上あけて1歳すぐに4回目を追加接種して完了です。
5歳未満は公費負担(無料)です。
Hib(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)は乳幼児期に髄膜炎や喉頭蓋炎など重症感染症を起こす菌です。これらの疾患は命に関わることや後遺症を残すこともある重篤な疾患です。
生後2か月から開始。4~8週間隔で3回接種します。
3回目から7か月以上あけて1歳すぐに4回目を追加接種して完了です。
5歳未満は公費(無料)です。
肺炎球菌は乳幼児期に敗血症や髄膜炎を起こします。肺炎や中耳炎の原因菌としても多いです。ワクチンは主にそれらの疾患を防ぐ目的で行われています。
生後2か月から接種できます。初回から4週以上あけて2回目、さらに20~24週あけて3回目(生後7か月~8か月)が標準的な方法です。生後1歳未満は公費(無料)です。
代表的な肝炎を起こすウイルスです。感染がつづくと慢性肝炎、肝硬変や肝ガンになることもあります。
生後3か月から開始。3~8週間隔で3回接種します。
3回目の約1年後(6か月後から接種可能)に4回目を追加します。
7歳6か月未満は公費(無料)です。
四種とは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオを指します。ジフテリアとポリオは国内での感染はほとんどありませんが過去には重症者が出ていました。百日咳は乳児では重症の咳や呼吸困難で命に関わることもあります。破傷風は怪我をした傷口から菌が入り、痙攣や麻痺をきたす死亡率の高い疾患です。
おおよそ生後5か月~8か月未満の間に1回接種します。ヒブ、肺炎球菌、四種混合の接種がひと段落する生後5か月以降に接種することが多いです。
生後1歳未満は公費(無料)です。
結核を予防します。結核は成人では肺結核の長引く咳や熱が有名ですが、乳児では全身に結核菌がめぐって髄膜炎や粟粒結核という致死的な疾患を起こします。
生後12か月~24か月未満の間に初回接種をします。(1期)
2期は小学校入学前の1年間に行います。
1期は生後12か月~24か月未満、2期は小学校入学1年前の4/1~3/31までが公費(無料)です。
麻疹は発熱、発疹から肺炎や脳炎などの合併症をきたす疾患で、非常に強い感染力があります。風疹は‘3日はしか’とも呼ばれた発熱、発疹をきたす疾患で、妊婦が感染すると赤ちゃんに重篤な障害が出る可能性があります。
生後12か月~15か月未満の間に初回接種をします。
初回接種終了後、6~12か月の間に追加接種をします。
生後12か月~36か月未満は公費(無料)です。
みずぼうそうとも呼ばれるウイルス感染です。全身に水疱疹が多発し、重篤な状態にいたることもあります。帯状疱疹も同じウイルスが原因で発症します。
生後6か月から7歳半まで接種可能です。
標準的には3歳中に6日~28日の間隔で2回(1期初回)、
1期初回接種終了後おおむね1年後の4歳中に1回接種(1期追加)します。
生後6か月~90か月未満は公費(無料)です。
9~12歳中(1期追加接種終了後おおむね5年後)に第2期の接種をします。
9歳~13歳未満は公費(無料)です。
蚊が媒介する日本脳炎ウイルスの感染で、急性脳炎を引き起こします。半数程度の方が後遺症を残す、特異的治療法のない重篤な疾患です。日本での発症は極めて稀ですが、東南アジアなどで流行があります。
11歳中に1回接種します。
11歳~13歳未満は公費(無料)です。
四種混合に入っているジフテリアと破傷風について追加接種します。
中学1年生の間に3回。
小学校6年生~高校1年生相当の女子は公費(無料)です。
横浜市では無料で接種を受けるための予診票は、区の福祉保健センターで配布されております。配布を受ける際には、接種を受ける方の母子健康手帳等の住所・氏名・生年月日が確認できる書類が必要です。
ヒトパピローマウイルスに感染すると、子宮頸がんなどを発病することが分かっています。当院では世界保健機関(WHO)の考えに基づき、ワクチン接種を行います。
ロタリックス(1価)は生後24週までに2回、ロタテック(5価)は生後32週までに3回、生ワクチンを飲みます。初回は14週までに始めて、4週以上あけます。
ロタウイルスは乳児の胃腸炎を起こす代表的なウイルスです。嘔吐がひどく水分がとれなくなると脱水になり重篤な状態になります。小さい子ほど入院して点滴する必要性が高くなります。胃腸炎関連けいれんや脳炎を合併することもあります。
5~6歳(小学校入学前)に1回接種します。
最近の調査では百日咳にかかる患者さんの多くは小学生となっています。小学校入学前に百日咳に対する抗体が少なくなっていることが原因です。三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)を接種することで、百日咳に罹患することを防ぎ、周りの方にも広げないことが重要となってきています。日本小児科学会でも現在推奨されています。
1歳から接種できます。MRワクチンと同様に1歳頃と5~6歳の2回接種が薦められています。
ムンプスウイルスの感染で、発熱や耳下腺(耳の下にあるだ液腺)の腫れが特徴です。頭痛をきたす髄膜炎や難聴や精巣炎など重い合併症もあります。
季節が秋で生後6か月以降の方
多くの症状はかぜ症状ですが、幼児ではインフルエンザ脳症の発症頻度が高いとされています。
インフルエンザワクチンを受けていないグループと受けたグループで、インフルエンザにかかった人数を比べると、ワクチンを受けたグループの方が30~50%少ないという報告があります。